2016.04.12更新

 鍼灸師のドイです。

 

以前、鍼治療で筋肉が緩む原理をお話ししましたが、

今回は鍼先で自己修復を促すことができるというお話を致します。

 

鍼を体に刺入すると、いくつかの登場人物が現れて活躍し始めます。

 

◇異物(病原体、鍼で刺激をしたところ)

⓪好中球(パトロール部隊)
⓪好酸球(パトロール部隊)
⓪好塩基球(パトロール部隊)
①大食細胞(マクロファージ)(異物を1番目に攻撃する)
②NK細胞(ナチュラルキラー)(ヘルパーT細胞に知らせる)
③ヘルパーT細胞(キラーT細胞やB細胞に指令を出す)
➃キラーT細胞(異物を2番目に攻撃する)
⑤B細胞   (異物を3番目に攻撃する)

 

免疫

 

これら全体が「白血球」の働きと言えます。
これらの働きを「免疫系」といい鍼をすると「免疫系」を活発にする事ができます。

 

これらの細胞組織が身体を守ろうとし、または傷ついた身体を修復しようとして活発に活動することで、病気の症状が軽くなったり、身体がリニューアルされ強くなったりします。それらが鍼灸の効果といえます。大体2~3日後に効果が現れ始めますが場合によると2か月後くらいに効果が現れる場合もあります。

 

ひとつ注意をするなら、血液検査をする直前に鍼灸治療をすると「白血球数」が高値を示してしまい、お医者さんが体の中で炎症反応が起きていると勘違いしてしまいますので注意が必要です。ひとこと「先日、鍼治療をしました」と伝えてください。

投稿者: だるま整骨院

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