2016.03.15更新

こんにちは 鍼灸師のドイですnico

 

よく患者さんを治療していて痛みが急になくなったり、体の可動域が広がったりして患者さんから質問されることがあります。


「なんでそんな簡単な鍼で体がなおるんですか?」


とよく聞かれます。そんな時、私は患者さんが分かると分からないにかかわらず一生懸命に私の持論を展開します。(ちなみにこれは鍼灸の学校の教科書にも載っていなかったことです)

 

例えば腰の筋肉の緊張が強くて疼痛と可動域の制限があった場合に、腰の何を見つめ、とらえて治療していくのか。簡単にいうと「筋肉の緊張をとって張りを緩める。」確かにそうなのですが、もう少し私の場合は細かくとらえます。

例えば鍼をする場合、鍼先は皮膚⇒筋肉を貫くのですが。皮膚と筋肉の間には「筋膜(きんまく)」があり筋膜が各筋肉を包み込んでいます。この包んでいる膜の端と端が緊張することによって筋肉自体が硬くなるのです。なので患者さんの感覚では筋肉が硬くなるのは筋組織自体が硬くなるようなイメージをお持ちな方が多いのですが、実際、筋肉はあくまでお肉屋さんのミンチのように柔らかく、それを包むソーセージのような膜の端と端が緊張して硬くなるというのが私のイメージです。

筋膜

なぜそう思うに至ったのかと言うと、鍼先をそんなに深く入れなくても2~3ミリ程度刺入して刺激するだけで、どの場所の筋肉も緩まっていくのです。ですので、今私のよく使っている鍼の種類は「00番鍼」という美容鍼に使うとても細くて柔らかく他の先生は使用しないのではないかと思う鍼を多用しています。太い鍼も使えなくないのですが細い鍼の方が痛みを発生させにくいので気に入っています。患者さんによっては、いつ刺さったのか分からないという方も結構いらっしゃいます。鍼の太さはとても硬いコリで歯が立たない場合でない限り、細くても十分に効果はあります。

つまり細ーい鍼で筋肉の硬い部分に筋膜まで届かせて少し刺激してあげるだけで、硬い所は柔らかくなり疼痛などもおさまっていくのです。

でもなぜ鍼先で筋膜が刺激されると緩むのか?これはさらに専門的になりますので、またの機会にni

投稿者: だるま整骨院

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