2016.03.12更新

こんにちわ 鍼灸師のドイです gya

 

日頃治療にあたり患者さんの背中あたりを触ると、体の右側の真ん中あたりが異常に硬いことがよくあります。そんな時、私は「この方は肝臓が弱っているな」と感じます。

 

そしていずれかの質問をします。

 

①「暴飲暴食してませんか?」
②「最近ストレスを抱えてませんか?」
③「疲れが溜っていませんか?」
などといくつかの質問を患者さんに投げかけます。

 

そうすると必ずどれかに該当します。
例えば①の暴飲暴食をするとアルコールは肝臓で解毒されるので、前夜に飲み過ぎると肝臓がこれでもかというほどに硬く腫れ上がります。また油ものを取り過ぎると肝臓の下の胆のうが脂肪分を乳化し消化を助ける作用があるのでこれまた硬くなります。
また②や③も疲れすぎてストレスが溜まっていたりすると、体を動かす際にブドウ糖が消費され、その代謝産物として乳酸が産生されます。乳酸は体内にあると疲労感を感じさせます(よく耳にしますね)。。それを処理するのに肝臓が働きまくります。乳酸は肝臓でしか処理されません。
仕事で忙しく、ストレスも溜り、憂さ晴らしでお酒も毎晩のように呑む、また脂っこい食事もよく口にするとなると、もう肝臓は一日での処理能力を簡単にオーバーしヘトヘトになります。毎日のようにそんな日々を過ごせばどのようなことになるか。。。もう全身が乳酸だらけになります。そして過労状態が続いてしまうのです。

 

また乳酸よりさらに疲労感を増す物質がアンモニアという物質です。腸内や各臓器で産生されたアンモニアは血液で肝臓に送られて無毒化され、最後は腎臓に送られて体外に排出されます。

肝臓の役目

これもまた肝臓が疲れ切っていて、うまく無毒化されなかった場合。アンモニアは腎臓でなんとか排出され体外へ出るのか。。。と思いきや、うまく無毒化されてないアンモニアは腎臓では拒否され、その周辺に滞留し肝臓や腎臓などその周囲の臓器が硬くなるという事態を引き起こします。

 


自分の今の疲労度合いを推し量る一つの簡単な方法があります。
一日の終わりに自分の下着が酸っぱい汗の臭いがしたら黄色信号です。
乳酸、アンモニアで満ち満ちた方は汗としてアンモニアが体外に排出されるのでアンモニア特有の酸っぱい臭いが表に出てくるのです。

 

そんな中で私の鍼灸治療はどうするのかというと、まずはこり固まった肝臓などをマッサージとお灸で緩めます。それでもどうしても硬い部位には細い鍼を持ちいます。そして少しでも臓器の血流を改善させて、回復を促すと同時に食事の指導なども同時に行います。そうすると最初は1ヶ月もすると身体が変わってきます。一度回復するとケアは簡単で2週に一度くらい柔らかくしてあげれば大丈夫なようです。

投稿者: だるま整骨院

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