お悩み別
身体の各部位のよくある痛みならびに、当院での治療法を御紹介します。
首
<主な症状>
・ストレートネック
・むち打ち(外傷性頸部症候群)
・変形性頚椎症
・頸椎脊柱管狭窄症
・頸椎後縦靭帯骨化症
●ストレートネック
頸椎は7個の骨で出来ていて生理的に前弯しています。
その前弯がなくなり、まっすぐになっている状態をストレートネックといいます。特に最近ではスマホの長時間の使用によるス
※男女関係なく起こり、子供の症例も増えています。
(症状)
・頭痛
・肩こり
・上が向きにくい
・首が動かない、動きにくい
・寝違いを起こしやすい
(治療法)
ストレートネックの治療はまず、首の筋肉の緊張を和らげます。
そのあと、ストレートネックの原因となりやすい猫背や左右の骨格の歪みを矯正していきます。
ストレートネックでは大胸筋や胸の前の筋肉が固まりやすくなっています。筋肉の緊張をしっかり取り除き、矯正で根本から治療していきます。
●変形性頚椎症
主に加齢変化によりおこります。
(原因)
首には7個の椎骨があり椎骨と椎骨の間に椎間関節と椎間板があります。
椎間板は年齢とともに水分が減っていき、椎骨同士が狭くなることでぶつかったり、周囲に骨棘と呼ばれる骨のとげができてしまい痛みが発生します。
(症状)
・肩こり
・頸部の運動痛
・背部痛
(治療法)
骨を元に戻すことはできませんが、痛みをなくすことは可能です。
まず、首全体の筋肉の強化、首の筋肉の柔軟性をだすことを第一とします。
首の筋肉をつける際に特別なトレーニングではなく、ランニングやスクワット、体操とかでもいいです。
特に高齢者の方は普段体を動かさない方が多いいので、積極的に動くよう指導します。
筋肉の柔軟性は筋肉のマッサージ、電気治療、手技、また背中の筋肉、胸の前の筋肉を調整することにより姿勢を正しくすることで痛みを軽減できます。
肩
<主な症状>
・腱板損傷
・四十肩、五十肩、肩関節周囲炎
・上腕二頭筋長頭腱損傷
・肩峰下滑液包炎
・肩関節インピンジメント症候群
●腱板損傷
転倒した際に手をついて肩が痛いといった場合は腱板損傷のケースが多いい。
肩関節の痛みで特にスポーツしていて怪我しやすいのは腱板です。
腱板とは回旋筋腱板、ローテーターカフと呼ばれ4つの筋肉で構成されています。
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つで構成されていて最も怪我の多いい部分は棘上筋です。
(症状)
・有痛弧徴候(painful arc sign)
➡腕を自分で上げる際や下ろす際、60度~120度の範囲で痛みが発生する
・他人が腕をもってあげると上がる場合が多いい
・野球のピッチャーに多いい
(治療法)
まず拘縮があるかないかを見極め、ある場合はアイロン体操など拘縮をとるリハビリを行います。
痛みのせいであまり肩をうごかさなくなるのは拘縮を招く原因となりますので、動かせる範囲で動かします。
電気治療、超音波によって痛みの軽減、腫脹の軽減を行い、肩関節周囲の筋緊張をとり関節の可動域訓練を行うことで痛みと動きの早期回復を目指します。
●四十肩・五十肩・肩関節周囲炎
40代、50代の人に起こりやすい肩関節の炎症
(原因)
・肩関節の関節唇の変異や関節内の骨棘が原因となることがある
・詳しい原因は不明
(症状)
・腕をねじったり、上げ下げすると肩に痛みが生じる。
・肩の背中側を押しても痛みはなく、胸側を押すと痛みが生じる
・夜間痛
・髪を結う動作、ブラジャーをはめる動作が困難になる
・女性に多い
・肩関節内に石灰が沈着する場合は激痛である
・痛みがあり動かさないと凍結肩となり関節の可動域が低下する
(治療法)
痛みが強い場合は安静にかつ動かせる範囲で運動を行う。
温熱治療を治療を行い患部をあたためるようにするのがおすすめです。
ご自身でも動かせる範囲で動かすと早く良くなりますので頑張りましょう!
当院ではトルマリンによる温熱治療、超音波治療により表面だけではなく奥深くの筋肉に対してもアプローチしていきます。
そのあと、関節が拘縮しないように関節周りの筋肉を和らげ、可動域訓練を行い関節可動域を広げていきます。
通常でした2~3年かかる痛みでも早期に、尚且つしっかりと元の状態まで回復しやすいので根気よく治療していきましょう。
腕
[主な症状]
● テニス肘、野球肘
[治療法]
外側上顆、内側上顆に腕の伸筋、屈筋が繰り返す負担により炎症を起こした状態です。
基本使い過ぎによる炎症なので、安静が第一ですが、だるま整骨院では早期に復帰できるように治療プログラムを組みます。
超音波治療やコンビネーション治療、鍼灸治療がおすすめです。
痛みを早期に回復できるよう、だるま整骨院では最新の物理療法を組み合わせて、施術を行います。
症状に応じてテーピングも行い、しっかりサポートしていきます。
手
[主な症状]
・突き指
・ばね指
・へバーテン結節
・ドケルバン病
・ガングリオン
・母指CM関節症
・橈骨神経麻痺
・尺骨神経麻痺
・正中神経麻痺
①突き指
スポーツ中や日常生活で指を打つことによって、靭帯や関節包などに炎症が起こる状態。
[治療法]
突き指には固定器具のほかテーピングを使用することもあります。また、手首の痛みには超音波+テーピングによる治療法が有効的です。
②ばね指
指は腱によって曲げ伸ばしをすることができます。その腱が繰り返す負担や使い過ぎによって炎症を起こし、腱鞘炎になり、さらに進行すると引っ掛かりが生じばねのような現象が起こります。
指の付け根で屈筋腱と靭帯性腱鞘の間で炎症が起こり、腱鞘炎となり腱の動きがスムーズにいかなくなり、指の付け根に痛み、腫れ、熱感が生じます。
朝方に症状が強くなることが多いです。
進行するとばね指となり、さらに悪化すると指が動かない状態になります。
更年期の女性に多く、妊娠出産期の女性にも多く生じます。
【治療法】
だるま整骨院では、まず手掌の屈筋の筋肉の柔軟性をつけていきます。さらに、超音波やコンビネーション治療にて奥の筋肉や腱に対してアプローチしていきます。とくに当院でばね指で治療結果をだしているのは、鍼灸治療です。
鍼灸治療にて手では届かない場所にピンポイントで治療を行います。
③へバーテン結節
指の第一関節が変形して曲がってしまう原因不明の疾患です。
第一関節の背側の中央の伸筋腱付着部を挟んで2つのこぶができるのが特徴です。
第一関節が赤くはれたり、曲がったりします。
第一関節付近に水膨れのようなでっぱりができることもあります。
一般的に40歳代以降の女性に多く発生します。
手を良く使ったり、細かい作業が多い方に発生しやすいです。
【治療法】
まずは痛みが出ないようになるべく使わないように指導していきます。
テーピングにて変形しているところを、正しい位置に戻します。
炎症や疼痛を和らげるため、超音波治療やコンビネーション治療を行います。
④ガングリオン
手の背側にできるゼリー状の腫瘤です。
関節の付近や腱鞘のある場所にできやすく、大きさは米粒大から十円玉くらいまで様々です。
柔らかいものから、硬いものまであり、通常は痛みは伴いません。
神経のそばにできた場合は、神経症状が出ることがあり、使い過ぎにより大きくなることもあります。
若い女性に多くみられます。
【治療法】
症状が軽いものですと、超音波で散らしたり、押しつぶしてしまうことも可能です。
神経症状があるものは、整形外科にて対診をおすすめします。
⑤母指CM関節症
⑥正中、橈骨、尺骨神経麻痺
腰
[主な症状]
・ぎっくり腰(筋筋膜性腰痛症)
・腰椎ヘルニア
・腰椎すべり症
・腰椎分離症
・筋筋膜性腰痛・ぎっくり腰痛症
[症状]
腰周囲の痛み、前屈時に痛みがでる場合は筋筋膜性腰痛症が多いです。
神経症状がない。少し動かすだけで痛みが強くなる。温めると痛みが強くなるなどがあります
[治療法]
鍼治療、テーピング、ハイボルテージなどの治療が有効的です。特に鍼灸治療は即効性も高く、なるべく早く治したい方にお勧めの治療法です。ギックリ腰はしっかりと固定することが目的ですので、できるだけ負荷がかからないよう、確実に固定していきます。
・腰椎椎間板ヘルニア
[症状]
腰や臀部(おしり)が痛み、足にしびれや痛みが走ったり、足の力が入りにくくなります。背骨が横に曲がったり(疼痛性側弯)、重いものを持ったりすると痛みが強くなることがあります。
[治療法]
下肢伸展挙上テスト(SLRテスト)や拇趾の力の左右差を確認、感覚の鈍感さのチェックを行います。排尿障害がある場合は医療機関への受診をおすすめしますが、多くの方はまず保存治療が基本となります。
だるま整骨院では腰椎椎間板ヘルニアの症状に対して、神経症状を軽減するため、コンビネーション治療、鍼灸治療をおすすめしております。神経症状が落ち着いてきたら、筋肉に対するアプローチを行い負荷を減らしていきます。
また、痛みによって体が逃痛姿勢をとっている方が多く、治療をするうえでも、姿勢が悪くなって常に負荷がかかって痛みがなかなか引かない人が多くいらっしゃいます。そんな方には矯正施術をおすすめしており、痛みが出にくい体を作ることを指導しております。
膝
[よくある症状]
● 変形性膝関節症
● O脚、X脚
● ジャンパーズニー など
[治療法]
変形性膝関節症には痛みを取るための治療を、O脚・X脚はスタイレックスで矯正をしていきます。
部活をする学生さんに多いジャンパーズニーは、超音波やテーピングによる治療が有効的です。
足
[よくある症状]
● ねんざ など
[治療法]
ねんざはテーピングなどで固定して患部を冷やしながら治療を行っていきます。
発症したまま放っておくとクセがつき、回復に時間がかかってしまいますので、「ねんざかも…」と思ったらすぐに受診してください。
女性特有の症状
産後骨盤の歪み
産後に骨盤が歪むことで、腰痛になりやすかったり身体の各所に痛みを感じたりします。出産後は骨盤が開きやすくまた関節自体もゆるくなっている為歪みやすくなっています。産後初期は骨盤ベルトをしっかり締めましょう!出産後1ヶ月から骨盤矯正を受けてもらうと効果的です。
[治療法]
当院では「小林式骨盤矯正」の治療を実践しています。小林式の「短時間・即効性・ダイナミック」を特徴とした治療です。
施術時に多少の痛みを感じることがありますが、通常よりも早期回復が望めます。
また、ダイエット効果もありますので、理想の体型維持を目的とする方にもオススメです。
外反母趾
親指が変形し、小指側に曲がっている状態をいいます。
外反母趾はよくヒールなどの先の細い靴が原因でなると言われていますが、実は足裏の中足関節の靭帯のゆるみから来ていることが多いです。
つまり足の指の機能が低下して弱ってしまうことでいつしか靴型に合わされてしますわけです。
多くが足裏の刺激不足から足底反射が失われていることが原因です。
[治療法]
テーピングにて足を広げてあげて、足の関節から指の関節を正しい位置にもっていきます。
そうすることで、しっかりと足が地面につき、正しく筋肉をつかえます。
そうすることで筋肉が自然とついていき、痛みと、足の矯正が可能です。
だるま整骨院ではそこでさらに足裏の刺激をおこし、筋肉が正しく動くようにしていきます。
早めの治療をおすすめしますので、痛みのある方、気になる方はお気軽にご相談下さい。
ドケルバン病
あまり聞き慣れない症状かもしれませんが、手の親指の付け根辺りに炎症が起こり、親指を動かす度に疾病が起こる病気です。特に、出産時期の女性やパソコンやスポーツなどで手を良く動かす人に多い症状です。
[治療法]
超音波を使用し深部から患部をほぐして治療を行っていきます。
※その他の症状にも対応しておりますので、「おかしいな」と感じたらまずは一度ご相談ください!
マタニティ整体
妊娠中は腰の痛みや足がつったり、動きも制限されることから色んな痛みがでやすくなっています。
妊娠中は特に体内のバランスも悪くなりやすく、循環もわるくなっていますので治療を受けることをおすすめしています。
[治療法]
お腹を圧迫する施術は極力さけます。
循環を良くし、むくみやこむら返りを防いだり、腰椎が前弯することによる腰の痛みを軽減するために、横向きでの施術を行います。
特に妊娠初期では禁忌のツボ等があるため注意が必要です。
妊婦の施術の際はこの業界10年以上の施術者が担当しますので、ご安心ください。