全身とお腹(お腹の龍が動き出す)

 

こんにちは ドイです


日頃お腹の治療をしていて、お腹の表面を触ると硬い所やゴロゴロしている所、柔らかすぎる所、太鼓の表面のように張っている所など結構色々な状態を感じ取れます。そのような場所やツボに対してお灸や鍼を施すのですが、大体はすぐに緩まるのですが、なかにはなかなか緩まずに抵抗しているかのような場所もあります。そういった場所に丹念に刺激をしていると、段々ほぐれるとともに、腹部の奥から「グルグルッグルゥ~」と音が鳴り始めます。それとともに小腸や大腸の蠕動運動が始まり、お腹の表面がうねり(動き)出すのです。さながらゴロゴロと暗雲の中から龍がうねり出てくるような感じがします。

そして、治療が終わり、次にお会いする際に患者さんから言われるのが、

 

満面の笑みで

「便秘がちだったのが、治療を受けた後に2回も連続してお通じがあった‼」
と喜びの声を頂きます。確かに私も症状が改善すれば大変嬉しくも思います。が、あまりの喜びのテンションに何だか圧倒されるやら照れるやらで困ってしまいます(笑)
また別の効果として、大腸なり小腸が柔らかくなることで腸内の細菌が活動し易くなります。ですので鍼灸をして柔らかくなったタイミングで元気な乳酸菌などの善玉菌をお腹に入れてあげることで劇的にお腹の環境が改善されるのではと思います。腸内環境が良いと免疫力も上がり病気にもなりにくいですし、美容面でもお肌が整ってきます。ぜひぜひ美容と健康のためにも鍼灸をお試しくださいませませ。